我が家の外壁と外構は すべて夫の提案で決まりました。
わたしはというと、家づくりの間ずっと『内装のお花畑』にいて
壁紙や照明 キッチンや床の色に夢中。
外観まで気が回らず『まぁ、外は何でもいいか』と思っていたので
結果的に夫好みの黒い外壁になったのです。
「黒い家って暑くないの?」
来客からよく聞かれるのが「暑くないの?」という質問。
実際に住んでみると、意外にも昔の家よりずっと快適でした。
窓際が極端に暑い・寒い、結露する──そんなことはほとんどありません。
中は空調が効いているせいもありますが
何よりも前の家から15年経ち 家の性能が上がったおかげかもしれません。
黒い外壁のいちばんの敵
しかし困ることもあります。
それは蜘蛛の巣と鳥のフンがやたらと目立つことです。
しかも、どうしても届かない高さに思い切り付けられています(笑)
高圧洗浄を使おうかと思っても住宅地では勇気が出ず 雨に頼るしかありません。
けれど、雨が降ってもあまり落ちない。
今も気になる鳥のフンがひとつ残っています。
これからゆっくり時間をかけて薄くなっていくのです。
鳥のフンは白い外壁より断然目立つ気がします。
こればかりは、黒い外壁の宿命だと感じます。
少し悪目立ちすることも
最近は黒い外壁の家も増えてきましたが
やはりまだ少数派。
明るい住宅街の中では浮いて見える瞬間もあります。
我が家のまわりは特に淡い色の家が多く
黒い外壁はちょっとした目印のようになってしまっています。
それでも最近は、新築の黒い家もよく見かけるようになりました。
少しずつ風景の中に馴染んでいくのだと思います。
外壁周りの楽しみ
わたしが一番気に入っているポイントは
南国っぽい植物がよく映えることです。
わたしは花よりも花の咲かない木が好きなので、
ヤシやガジュマルを植えています。
黒×グリーンのコントラストは強いのですが
そこに少し茶系を足して落ち着いた雰囲気を心がけています。
ロックガーデンや多肉植物なんかもとても雰囲気が出て
少しだけリゾート気分になります。
余談ですが
今年は暑すぎて鉢植えの植物は結構やられてしまいました・・。
まとめ
黒い外壁の一番の欠点は汚れが目立つことかなと思います。
それ以外の短所は思いつかなくて
家は愛着と一緒に育てるものだと実感しています。
外壁の色を選ぶときは「見た目のかっこよさ」だけでなく
住みながらどんな雰囲気にしていきたいか。
どんな風に整えたいか。
そして『掃除のしやすさ』も頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
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